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講演会 【ご案内】神戸学生青年センター新規オープン記念

鳥井一平さん講演会『コロナ禍の「移民」と入管法改悪』

※会場参加は定員に達しました
※オンライン参加のみ引き続き受付中です

■日時:5月6日(木)18:30~

■配信方法:ZOOM

■参加費:無料

すでに日本は「移民社会」
2019年4月の入管法改定で「特定技能」の在留資格が新設されるなど、今後、日本で働き、暮らす外国人が更に増えることは確実とされ、すでに日本は移民社会であるといわれています。しかし、実際には技能実習制度にみられる「時給300円」に象徴的な人権侵害が多数あり、ヘイトスピーチ等の排外主義的な差別が蔓延しているのが現実です。
迫る入管法改悪
日本では以前より在留資格を持たない外国人の無期限長期収容が横行していましたが、現在国会に上程されている入管法改定案は、在留資格がない移民・難民に対する監視・監理の強化、退去強制を拒む者に対する刑事罰など、人権侵害を更に強めるとともに、多くの移民・難民に不安と恐怖を抱かせる内容で、本来めざすべき多民族・多文化共生の社会とは相反するものと言わざるを得ません。
「出版記念」を兼ねての講演
 長らく外国人労働者支援活動に携われ、牽引されてきた鳥井一平さんに、コロナ禍で更に浮きぼりになった外国人労働者の実態と、政府の目指す入管法改悪の問題点、今後の移民政策の在り方をお話しいただききます。
また、同時にコロナ禍で開催できずにきた『国家と移民』(集英社新書)の出版記念の講演にもさせていただきたいと思いますので、お繰り合わせの上ご参加ください。

鳥井一平さんの略歴
1953年大阪府生まれ。全統一労働組合特別執行委員、他。1990年以来外国人労働者の権利支援活動に携わる。1993年「外国人春闘」を組織化。
技能実習制度の問題追及と永年にわたる外国人労働者支援活動が認められ、アメリカ国務省から2013年度 の”Trafficking in Persons Report Heroes(人身売買と闘うヒーロー)”に選ばれた。
鳥井一平さんの著作
集英社新書『国家と移民-外国人労働者と日本の未来』¥946
横行する奴隷労働をどうする? もう移民社会は始まっている。外国人労働者と共生する社会をどう造るか? 鳥井さんが明快に解説しています。2020年6月上梓。

●下記のアドレスに、お名前・ご連絡先及び「On-Line参加希望」と明記の上、4月30日までにお申込みください。
(連絡先及び申し込み)rokkokukan@gmail.com
【主催】5・6鳥井一平さん講演会実行委員会
【協賛】公益財団法人 神戸学生青年センター/NGO神戸外国人救援ネット
【協力】NPO法人 移住者と連帯する全国ネットワーク (移住連)

鳥井一平さん講演会

(2021年4月22日 更新)

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