NGO神戸外国人救援ネット NGO Network for Foreigners' Assistance KOBE

更新情報

2022/05/23
ニュースレターニュースレター71号を発行しました。
2022/05/23
講演会技能実習制度廃止!全国キャラバンIN神戸 〈講演会と対談〉
2022/05/11
お知らせ神戸新聞にウガンダ出身の難民申請者Aさんの記事が掲載されました。
2022/05/1
声 明ウクライナ避難民受入れにあたって
2022/04/16
お願いウガンダ出身の難民申請者のAさんへの緊急カンパのお願い
2022/03/28
冊 子発行しました。『外国人女性とリプロダクティブ・ライツ ~妊娠・出産・子育て~』

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お知らせ

声 明

ウクライナ避難民受入れにあたって

ウクライナからの避難民を受け入れると日本政府が表明し、各自治体なども様々な支援を表明しています。政府は受け入れにあたって生活費の支給、就労支援、子どもの教育保障などの支援と、査証がなくとも「短期滞在」90日の在留資格を認められ、さらに就労可能で住民票に記載される在留資格「特定活動」1年への変更を速やかに受け付けるとしています。

日本への渡航費の支援もいわれています。4月5日に政府専用機で避難してきた人が20人、4月9日と16日に政府が座席を借り上げた民間の航空機で避難してきた人が20人になりました。

自治体などでは、住居の提供や家賃の免除、生活費や一時金の支給、子どもの教育保障、日本語学習、国民健康保険への加入などを表明しています。庇護を求めるものを受け入れ、多くの支援を行うことは歓迎すべきものです。

しかし日本政府やほとんどの自治体は、これまで1975年以降のベトナム難民をはじめ、シリアからの避難民、アフガニスタンの難民、ミャンマーで弾圧されている野党活動家・支持者や少数民族のロヒンギャ、トルコのクルド民族にこのような支援を行ったことはありません。アフリカのスーダン、コンゴ民主共和国、カメルーン、ウガンダなどから庇護を求めてきた人にもありませんでした。アジア、中東、アフリカから庇護を求める人たちには厳しい姿勢でした。
出入国在留管理庁はこれらの人々を難民として認めることもほとんどありません。今回は欧米の顔色をうかがい、空気を読んでの決定だったようにいえます。ただこれを機会に日本も「難民砂漠」といわれることのないよう、難民に優しい国に変わることが望まれます。

出入国在留管理庁の難民認定基準は、1951年に確定し1954年に発行した当時の難民条約に基づいたものでしかありません。その後に国連難民高等弁務官事務所は難民の範囲を拡大するように、時代の要請を受けたものに変更するためのガイドラインを公表してきました。

2016年のガイドラインでは「武力紛争および暴力の発生する状況は、難民の移動の主要な原因である」して、日本政府のいう「避難民」そのものを難民条約上の難民として認めるように指摘したものです。

このように難民の狭い解釈に固執する出入国在留管理庁が持つ矛盾を「準難民」制度の新設や補完的保護の名目での保護のための法改定を理由に、昨年廃案となった入管法改悪案を再び持ち出してきています。この法案では、2回の難民申請で不認定とされた人は送還停止効(難民申請中は強制送還されないという原則「ノンルフールマン原則」)の例外にするとしています。国連の3つの特別報告者はこの法案を危惧し、「ノンルフールマン原則は、いかなる例外もない絶対的なものであることが特徴」とまで指摘しています。

ウクライナ避難民の受け入れをきっかけに、難民を受け入れる日本に変わることが望まれます。

2022年5月1日
NGO神戸外国人救援ネット

お願い

ウガンダ出身の難民申請者のAさんへの緊急カンパのお願い

5月11日神戸新聞にAさんの記事が掲載されました。
現在、目標金額である渡航費180,000円のうち、69,500円が集まっております。温かいご支援ありがとうございます。引き続き宜しくお願い致します。


 <ウガンダ出身の難民申請者のAさんについて>

ウガンダ出身の難民申請者のAさんは2019年に来日し、空港で上陸手続きが終わる前に難民申請を行いました。上陸手続き前に難民申請をすると、ほとんどが入国管理局から上陸を拒否され、帰国するように言われます。

さらにそのまま帰国するように言われ、それに従わないときには入管の施設に収容され、許可が出るまで放免されません。放免されても、就労はできず、住民票も作成されず、社会保障の一切からは排除されてきました。

ウガンダで30年に及ぶムセベニ政権に反対する運動に参加していたAさんは、迫害(逮捕、拷問、殺害)の恐れを感じて日本に逃れてきました。帰国することもできず、日本でも難民申請者として生きることも許されない生活を送ってきました。ウクライナからの避難者難民となんと違うことか。

しかし、帰国しても迫害から逃れる方法が見つかるというチャンスがめぐってきました。Aさんは迫害を受けるかもしれない危険を承知でこのチャンスにかけようとしています。

そこでこのAさんの帰国費用約18万円を緊急に求める募金を行うことにしました。帰国日の詳細は言えませんが、近日中を予定しています。みなさんのご協力をお願いします。(2022年4月16日)


送金先

郵便振替:
01100-2-60701
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銀行より送金の場合:
支店番号一一九(イチイチキュウ)
当座預金 0060701

名前欄にuganda、「uganda○○○○○○(お名前)」と書いてください。
(例:ugandaヒダユウイチ)


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学習会・講座のお知らせ

冊 子

『外国人女性とリプロダクティブ・ライツ ~妊娠・出産・子育て~』

『外国人女性とリプロダクティブ・ライツ ~妊娠・出産・子育て~』
日本に暮らす外国出身の方へ
この冊子は、主に女性に向けた、妊娠・出産をはじめとした女性の健康に関する情報をのせています。からだのしくみや制度のことなど、これまで相談しにくかったことをなるべくわかりやすく説明しています。
本文はふりがな付き日本語です。
付録の用語集は、ローマ字、英語、タガログ語、ベトナム語で書かれています。

支援者・相談機関の方へ
リプロダクティブ・ライツは妊娠や出産などにとどまらず、性や生殖に関する権利全般をさします。これらは国籍や在留資格などを問わずひとしく保障されなければなりません。しかし、情報不足や制度上の不備などの理由により、適切な支援が届いていない事例が見受けられます。また、支援者側も、正確な情報をもっていなかったり、公的支援・専門的支援との連携が円滑にできていないなど、まだまだ課題もあると思います。この冊子は、在住外国人の方を主な対象にしていますが、支援者や相談窓口の方が対応時に使えるよう、「ともに調べる」「ともに知る」ことができるよう工夫しています。

【編集・発行】 NGO神戸外国人救援ネット
【協力】 多文化共生センターひょうご
【判型・ページ数】(A4 44頁)

冊子をご希望の方はNGO神戸外国人救援ネットまでお問い合わせください。

お問合せ先
NGO神戸外国人救援ネット
TEL・FAX:078-271-3270
メール:gqnet@poppy.ocn.ne.jp

活動報告

救援ネットは様々な助成金を受け、相談支援活動を実施しています。ここではその活動を紹介していきます。

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